vol.3 自主勉強会の落とし穴 パート1

vol.3 自主勉強会の落とし穴 パート1

笑顔が足りない!

表情が硬い!

もう少し、前傾姿勢で!

どうしてーーーの部分を質問しなかったわけ?

私のところに来る受験生の中には、
再チャレンジの方もいらっしゃいます。
中には、再々チャレンジ、再再々チャレンジ、再再再々チャレンジという方も…。

こうした方々の約80%は、かなり混乱をしており、
「もうどうしたらいいのか、わからない…」
という人が多いです。

こんにちは、さすけ@CCtです。

今回はキャリコンのロールプレイ勉強会における
間違ったフィードバックについて考察したいと思います。

自主勉強会の自己管理と注意

キャリコン養成講座が修了して、
試験まで大体、2ヶ月から3ヶ月、早い段階で養成講座を終えた人は、
半年先なんてこともあります。
その間、どのように勉強していくのか?
受験生にとって悩みの種ですね。

学科に関して言えば、独学でなんとかできる。
論述の対策は、ネット上に散らばる模範解答を見ながらなんとか自力で。
ところが実技ロールプレイの対策は独りではどうにもならない。

そこで、ほぼ100%、クラスメイト、受験生同士の
「自主勉強会」
が始まります。

私も受験生時代、クラスメイトとともに自主勉強会をしましたし、
他のクラスの方に頼んで、「他流試合!」とか言いながら、
ロールプレイの腕を磨いた経験はあります。
先輩有資格者にも来ていただいて、見てもらったことも、
1回や2回ではありません。
ですから、自主勉強会が「悪い」とか「いけない」とは言いません。

ただし、かなり自己管理を注意を払って、勉強会の臨む必要があります。

自主勉強会の落とし穴 その1

自主勉強会では、大抵、相談者(クライエント・CL)役を受験生がやります。
有資格者が相談者(クライエント・CL)役をやってくれることは稀です。

この受験生の相談者(クライエント・CL)役というのが大きな、大きな落とし穴です。
なぜならば、受験生は当然、相談者(クライエント・CL)役の訓練を受けているわけではありません。
また、大抵の場合、ご自身が昔、悩んだ事例、困った事例、モヤモヤした事例を話します。
おそらくその事例、すでに解決していることではないでしょうか?

解決しているということは、どうなったのかがわかっている事例であるため、
「この部分をもう少し聞いてくれたら、話せたのに」
とか
「ここがポイントだね」
といったフィードバックになります。
いや、これはフィードバックとは言いません。単なる答え合わせに過ぎないのです。

実際の相談者(クライエント・CL)は、絶賛、悩み中、現在進行系です。
つまり、ここを聞いてもらいたい、とか、ここがポイントだ、などという人はいないのです。

前述した通り、私も自主勉強会には参加していました。
しかし、実は、自主勉強会での関わり方を学んでから参加していたのです。
実際に、受験生同士のロールプレイのときは、お互いフィードバックを禁止とし、15分間のロールプレイと口頭試問を最後までできるかどうかだけの練習でした。つまり答え合わせはしていません。

次回の記事にまとめますが、フィードバックをもらうのは有資格者の方、しかもその有資格者にも条件がありました。

ちゃんとしたフィードバックをしてもらいたいのであれば、まずは型を作るために、トレーニングを受けるべきだです。

キャリアコンサルタント試験の対策はしないといけない。しかし、いきなりトレーニングを受けるのもちょっと…。だったら、まずは無料カウンセリングを受けてみてはいかがですか?
terakoya.growthbrain.co.jp